ナゾホルよしのがり/特別史跡 吉野ヶ里遺跡の発掘調査

よしのがりニュース

吉野ヶ里遺跡シンポジウム「石棺墓のナゾに迫る」を開催します!

佐賀県では、4年度から3ヶ年にわたって、吉野ヶ里遺跡「謎のエリア」の発掘調査を実施してきました。

令和5年度の調査で発見された石棺墓は、石蓋などに「×」や「キ」などの無数の線刻が施され、棺内に赤色顔料が塗られるなど、様々な状況から邪馬台国時代の有力者の墓と考えられています。一方で、棺内からは人骨や副葬品などの遺物が見つかっておらず、埋葬された者の人物像などまだまだ多くのナゾに包まれています。

今回、有識者の先生方をお招きし、使われた石材や赤色顔料の分析などの最新の調査・研究成果から石棺墓のナゾを紐解くシンポジウムを開催します。

ぜひ、お越しください。

  • 名称:吉野ヶ里遺跡シンポジウム「石棺墓のナゾに迫る」
  • 日時:令和7年2月23日(日・祝) 10時30分〜16時(10時開場)
  • 場所:佐賀県立美術館ホール(佐賀市城内1丁目15番23号)
  • 内容:
    (1)講演
    「謎のエリアの発掘調査成果について」
     ー 渕ノ上 隆介(佐賀県 文化財保護・活用室)
    「石棺墓に使用された石材」
     ー 角縁 進 氏(佐賀大学)
    「石棺墓に使用された赤色顔料」
     ー 志賀 智史 氏(九州国立博物館)
    「九州の弥生時代の墓制」
     ー 石川 日出志 氏(明治大学)
    「考古天文学からの提言 -星空景観仮説の紹介- 」
     ー 北條 芳隆 氏(東海大学)
    「史跡の活用」
     ー 大澤 正吾 氏(文化庁)
    (2)シンポジウム「石棺墓のナゾに迫る」
     コーディネーター 重藤 輝行 氏(佐賀大学)
     パネリスト    七田 忠昭 氏(佐賀城本丸歴史館)及び上記講演者
  • 定員:460名(予約不要・先着)
  • 参加料:無料
  • その他:最新情報がある場合は、当HPで随時更新します。